実験チームは恒温恒湿室を利用しながらプロジェクトを着々と進めています。
詳しい内容は「研究室の取り組み」ページに掲示しましたのでそちらを参照してください。
地中熱チームとビルマルチチームは大濠高校をメインターゲットとしているため、現地での調査を行ってきました。また、福岡には大濠高校以外にも地中熱を利用した施設があるため、それらの施設も見学してきました。
大濠高校の屋上からの風景です。正面には大濠公園が見えます。
大濠高校の屋上には生徒ホールと呼ばれる教室前の広い吹き抜け空間があります。生徒ホールの上部はこのように電動開閉窓が装備されており、熱気が自然通風で抜ける計画となっています。
ここが生徒ホールで4層吹き抜けとなっています。この空間の空調は基礎杭利用型地中熱ヒートポンプシステムが利用されており、床冷暖房とファンコイルユニットにより空調されています。
22年8月中に本学建築学科新実験棟が竣工しました。我々環境設備系の分野についても「恒温恒湿室」という、温度・湿度を一定に保つことが可能な実験室が引き渡されています。先日取扱説明がなされて正式に実験室を使用することができるようになりました。今回はこの実験室について簡単に紹介します。
実験室は4200mm階高さの室内にパネル組み立て式のプレファブ(4.0×4.0×2.1mH)で恒温恒湿室を構成する造りです。温度調整のための室外機は屋上に設置されています。
病院病室での空調吹出について、病室を再現したモックアップを作成し空調吹出状態を再現実験しました。今回は吹出口がブリーズラインの場合です。スモークを使って空調吹出後の気流を可視化しています。
先端オフィスチームが地元千葉県の稼働中建物について1週間に渡り現地での温熱環境を中心とした現地調査を行いました。撤収日においてもダブルスキンにおける屋外垂直面での日射量測定を行いました。
修士研究発表会は本研究室から本田ななみさんが参加し、発表しました。
若山研究室所属4年生の研究発表は5チーム10名が行いました
ようやく若山研究室独自のホームページを開設しました。